カンブリア紀

約5億3880万年前〜約4億8540万年前 ・ 古生代

カンブリア紀は、目に見える動物の時代「顕生累代」の幕開けです。数千万年ほどのあいだに、海は三葉虫、初期の節足動物、軟体動物、海綿、そして私たちの遠い祖先にあたる最初の脊索動物で満たされました。

ひと目でわかる

始まり
約5億3880万年前
終わり
約4億8540万年前
長さ
約5340万年
代
古生代
気候
温室期(温暖で極氷床がほぼない)
海面より上の陸地(PaleoDEM)
~20.5%
地図に登場する恐竜
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カンブリア紀の世界

約5億1000万年前の復元地形と海岸線(PALEOMAP PaleoDEM、Scotese & Wright 2018)。緑と茶色が陸、青が海です。

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当時の地球

陸地の大半は南半球に集まっていました。巨大大陸ゴンドワナ(のちのアフリカ、南アメリカ、南極、オーストラリア、インド)は赤道から南極方向へ広がり、ローレンシア(北アメリカ)、バルティカ(北ヨーロッパ)、シベリアは赤道付近の小さな大陸でした。陸はむき出しの岩で、植物も土壌も森もありませんでした。

気候

二酸化炭素が多く、極の氷がほとんどない温暖な「温室期」でした。海面は上昇して大陸の縁を水没させ、広い浅い海が生まれました。新しい動物の多くは、この浅い海で進化しました。

生物

生物はほぼすべて海の中にいました。カナダのバージェス頁岩や中国の澄江(チェンジャン)では、やわらかい体の動物まで驚くほど細かく保存されています。体長1m近い捕食者アノマロカリスもその一つです。礁をつくったのはサンゴではなく、海綿に似た古杯類でした。

カンブリア紀の恐竜

この時代にはまだ恐竜はいません。最初の恐竜は約2億3300万年前、三畳紀後期に現れます。

時代の終わり

末期には何度か絶滅の波があり、特に三葉虫が大きな打撃を受けました。海の酸素や水温の変化が関係したと考えられます。約4億8540万年前にオルドビス紀へ移ります。

重要ポイント

データ:陸と海

海面より上の陸地の割合(5億4000万年前〜現在)
20%30%40%540 Ma400 Ma300 Ma200 Ma100 Ma0 Ma

カンブリア紀には、地表の平均20.5%が復元海水準より上にありました(18.8〜21.3%)。同じモデルで現在は31.8%です。

データの出典

これらは科学的な復元であり、観測値ではありません。古い時代ほど不確かさが大きくなります。 このサイトとデータ出典

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