地質時代(紀)

5億4000万年を12の章で

地質学者は、最近の約5億3900万年(顕生累代)を12の「紀」に分けています。紀が変わるたびに、大陸の配置も気候も生きものも大きく変わりました。紀を選ぶと、復元地図、当時の生物、そして根拠となるデータを見ることができます。

地質年代とは?

地質年代は、地球の歴史の出来事を時間順に整理するための区分です。大きい順に累代・代・紀・世などに分け、岩石や化石の記録に見られる変化をもとに境界を定めます。大量絶滅、新しい生物群の出現、気候や地理の大きな変化などが手がかりです。

区切りは単に切りのよい数字で決めたものではありません。例えば白亜紀の終わりは、約6600万年前の小惑星衝突と、鳥類以外の恐竜などが絶滅した出来事に対応します。

地図では過去5億4000万年を探索できます。時間スライダーや時代の名前を選んで、顕生代の大陸配置を比べてみましょう。

古生代

中生代

新生代

各紀の長さ

カンブリア紀53.4 百万年オルドビス紀41.6 百万年シルル紀24.6 百万年デボン紀60.3 百万年石炭紀60 百万年ペルム紀47 百万年三畳紀50.5 百万年ジュラ紀56.4 百万年白亜紀79 百万年古第三紀43 百万年新第三紀20.5 百万年第四紀2.6 百万年
国際層序委員会(ICS)国際年代層序表(2023年版)による。第四紀は現在も続いています。

陸地はどれくらいあった?

20%30%40%540 Ma400 Ma300 Ma200 Ma100 Ma0 Ma
復元された海水準より上にある地表の割合(1000万年ごと)。PALEOMAP PaleoDEM(Scotese & Wright 2018)に基づく復元値で、観測値ではありません。古い時代ほど不確かさが大きくなります。

それより前の、長い先カンブリア時代

約5億4100万年前より古い先カンブリア時代は、地球史の約88%を占めます。溶けた状態から地表が冷え、海と大気が形成され、約35億年前ごろには生命の記録が現れます。パンゲアより古い超大陸も、この長い期間に集まっては分かれていきました。

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