地質時代(紀)
5億4000万年を12の章で
地質学者は、最近の約5億3900万年(顕生累代)を12の「紀」に分けています。紀が変わるたびに、大陸の配置も気候も生きものも大きく変わりました。紀を選ぶと、復元地図、当時の生物、そして根拠となるデータを見ることができます。
地質年代とは?
地質年代は、地球の歴史の出来事を時間順に整理するための区分です。大きい順に累代・代・紀・世などに分け、岩石や化石の記録に見られる変化をもとに境界を定めます。大量絶滅、新しい生物群の出現、気候や地理の大きな変化などが手がかりです。
区切りは単に切りのよい数字で決めたものではありません。例えば白亜紀の終わりは、約6600万年前の小惑星衝突と、鳥類以外の恐竜などが絶滅した出来事に対応します。
地図では過去5億4000万年を探索できます。時間スライダーや時代の名前を選んで、顕生代の大陸配置を比べてみましょう。
古生代
- カンブリア紀 約5億3880万年前〜約4億8540万年前 カンブリア爆発――現在の動物の基本的な体のつくりが、ほぼすべて海に出そろう。 地図で開く →
- オルドビス紀 約4億8540万年前〜約4億4380万年前 海に生命があふれ、最初の植物が上陸し、最後は氷河期で幕を閉じる。 地図で開く →
- シルル紀 約4億4380万年前〜約4億1920万年前 生物が回復し、維管束植物や節足動物が上陸、魚があごを手に入れる。 地図で開く →
- デボン紀 約4億1920万年前〜約3億5890万年前 「魚の時代」。最初の森と、最初の四本足の動物が登場する。 地図で開く →
- 石炭紀 約3億5890万年前〜約2億9890万年前 石炭の湿地林、巨大昆虫、そしてパンゲアの誕生。 地図で開く →
- ペルム紀 約2億9890万年前〜約2億5190万年前 完成したパンゲア。そして史上最悪の大量絶滅「大絶滅」。 地図で開く →
中生代
新生代
各紀の長さ
陸地はどれくらいあった?
それより前の、長い先カンブリア時代
約5億4100万年前より古い先カンブリア時代は、地球史の約88%を占めます。溶けた状態から地表が冷え、海と大気が形成され、約35億年前ごろには生命の記録が現れます。パンゲアより古い超大陸も、この長い期間に集まっては分かれていきました。