パンゲア大陸の赤道はどこ?今の国々に重ねてみる

2026年5月7日

パンゲアの赤道を現在の国々に重ねると、今の熱帯とは異なる景色が見えてきます。涼しい地域が暑い帯に入り、現在の熱帯の国が赤道から遠く離れていたこともありました。

赤道に近くても、熱帯雨林とは限らない

約2億5000万年前の復元では、現在のアメリカ東部、ヨーロッパの一部、中央アジア、中国の一部などが低緯度に位置していました。赤道を挟むおよそ南北20度の帯が、熱帯域にあたります。

ただし、パンゲアの赤道付近が一様に湿潤だったわけではありません。海から遠い巨大な内陸には水蒸気が届きにくく、乾燥した地域も広がっていました。湿った熱帯林は沿岸などに限られたと考えられます。

現在の国で見る、かつての低緯度地域

現在の熱帯の国が、昔も熱帯とは限らない

インドはゴンドワナに属し、赤道の南、南極に近い位置にありました。南アメリカや西アフリカにも、現在より南に位置していた地域があります。

北側のローラシアと南側のゴンドワナでは、赤道との位置関係が大きく違いました。現在の緯度だけを手がかりにすると、昔の気候を取り違えてしまいます。

よくある質問

イギリスは赤道の近くにあった?

三畳紀のブリテン島をつくる土地は現在より低緯度にあり、温暖な亜熱帯の環境でした。

アマゾンも今と同じ赤道の熱帯雨林だった?

いいえ。パンゲアの大陸配置も内陸の環境も現在とは異なり、今のアマゾン熱帯雨林をそのまま過去に当てはめることはできません。

パンゲアの赤道付近は今の熱帯と同じ気候?

必ずしもそうではありません。海から遠い場所では雨が少なく、熱帯雨林よりも乾燥地に近い環境が広がっていました。

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